9月の終わりに、Amazon Flexからメールが届いていることに気づいた。
件名は「未到着のブロック」。スケジュールされた配達ブロックを見落とした、という知らせだった。
それが、4通。どれも、受諾できていないと思い込んでいたブロックだった。
同じ件名のメールは、8月にも受け取っている。そのうちの1通は、行く拠点を間違えて、間に合わなかったときのもの。
これは、Amazon Flexで失敗した話だ。
拠点の場所も、受諾できていたかどうかも、最後まで確かめていなかった。
インスタントオファーを受諾すると、ブロックの情報が表示される
Amazon Flexの配達は、ブロックと呼ばれる時間の枠を受諾して行う。ブロックには開始の時刻があって、その前後5分以内に、拠点でチェックインを済ませる必要がある。
オファーには、事前にブロックを受諾するものと、向こうから届くものがある。向こうから届くほうは、アプリではインスタントオファーと呼ばれている。仕組みは、前に書いた。
届いたオファーには60秒のカウントダウンが表示されていて、その間に受諾するか、拒否するかを選ぶ。
受諾すると、そのブロックの情報が表示される。そこから操作をすると、拠点までのナビが始まる。
8月25日、ナビを使わなかった
「未到着のブロック」のメールを最初に受け取ったのは、8月、Amazon Flexで初めて稼働した日の分だった。そのときのことは、前に書いた。
2回目が、8月25日の分だ。
この日、インスタントオファーが届いて受諾した。
一番近い拠点からのオファーだ。それなら、ナビがなくても行ける。
そう考えて、アプリのナビを使わなかった。
拠点に着いて、チェックインをしようとする。
そこで、受諾したブロックが、別の拠点のものだと気づいた。
急いで正しい拠点へ移動したが、チェックインの期限に1分ほど間に合わなかった。
このときは、サポートに連絡している。遅れたブロックは、そのまま遂行できないという返事だった。
気づくのが遅れたのは、ナビを使わなかったからだ。
それからは、道が分かっていても、ナビを表示するようにしている。
9月22日、受諾したのに何も表示されなかった
9月22日、インスタントオファーが届く。
カウントダウンの残りが20秒ぐらいのところで、受諾した。
いつもなら、受諾したブロックの情報が表示される。
でも、このときは何も表示されなかった。
一応、アプリのメニューから別の画面に移って、受諾したブロックを確認する画面を開き直してみる。それでも、出ていない。
他のドライバーが先に受諾したのかな。そう思い、それ以上は深く考えず、ふだんどおり他社の配達をしていた。
同じことが、あと3回あった
9月24日、25日、26日。3日続けて起きた。
受諾する。何も表示されない。
毎回、また取られたと思っていた。
この3日間には、受諾するときちんと情報が表示されて、そのまま稼働できたブロックもある。
だから、アプリで不具合が起きているとも思わなかった。
サポートにも、問い合わせなかった。
「未到着のブロック」というメール
メールは、それぞれの日の3日後ぐらいに届いていた。
気づいたのは、9月29日ごろだった。届いてから、何日か経っているものもあった。
メールには、スケジュールされた配達ブロックを見落としたこと、この件が配達履歴に記載されることが書かれていた。
受諾できていないと思っていたけど、受諾できていたのか。
そう思った。
そのあと、アプリのステータスの画面を開いた。「到着と集荷」という項目に「4件の問題」と表示されていた。
10月8日の時点でも、この表示は変わっていない。項目の中には「予定していたブロックに遅れました」とあり、9月22日、24日、25日、26日の日付が並んでいる。
8月の2回は、ここには入っていない。
この2回は、サポートに連絡を入れていた。そのためなのか、古いものは表示されないのか。どちらも僕の推測で、正確な理由は分からない。
10月8日の時点で、ステータスは、4段階のうち下から2番目の「普通」になっている。推移のグラフは、「良い」のところから下がっている。
メールには、見落としが続く場合は、配達資格に影響する可能性がある、とも書かれていた。
10月1日、サポートに問い合わせた
サポートとのチャットで、9月の4回のことを聞いた。
受諾したのに何も表示されなかったのは、何だったのか。
表示されないときは、アプリを再起動すれば、ほとんどの場合は解消されるとのことだった。再起動しても解消されないときは、サポートに問い合わせてほしい、とも言われた。
ここまでは、僕が聞いた範囲の話だ。
4回とも、他のドライバーに取られてはいなかった。
つまり僕は、受諾したブロックに、連絡もなく行かなかったことになる。
なぜ、再起動という発想にならなかったのか。
これまでフードデリバリーの稼働で、アプリに不具合が起きたときは、再起動をしていたのに。
そう思った。
反省点は、もうひとつある。サポートに問い合わせなかったことだ。
メールにも、自分で制御できない問題が起きたときは、できるだけ早くサポートに連絡するように、と書かれていた。
8月の2回は、サポートに連絡した。9月の4回は、連絡していない。
他のドライバーに取られたと、勝手に思っていた。
サポートに問い合わせたのは、メールに気づいたからだった。
10月3日と6日、再起動した
10月3日、また同じことが起きた。受諾したのに、何も表示されない。
サポートに聞いたとおり、アプリを再起動する。
すると、受諾したブロックを確認する画面にきちんと表示され、無事稼働できた。
10月6日も同じだ。再起動で表示されて、稼働できている。
僕の場合は、2回とも再起動で表示された。次も同じように表示されるかは、分からない。
再起動しても表示されないときは、サポートに問い合わせるつもりだ。
確かめる手段は、手元にあった
拠点を間違えたときは、ナビを使わなかった。
9月に何も表示されなかったときは、再起動をしなかった。サポートにも問い合わせなかった。
確かめる手段は、どれも手元にあった。
近いから分かっている。他のドライバーに取られた。
そう思って、その先を確かめなかった。
これからも、失敗することはあるだろう。そのたびに、直して前に進んでいく。
複利の奴隷から、成り上がるまで。


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