入力待ちのレシートが、溜まっていく。
自分の支出を管理しているExcelに入力するのが面倒で、後回しにしてしまうからだ。
後回しにしたぶんだけ、今いくら使っているのかが分からなくなる。
2026年10月、自分用の家計簿を、スマホでも使いやすいように、AIのClaudeに頼んで作ってもらった。
レシートは、スマホのカメラで写真を撮るだけで取り込める。
この記事は、その経緯と、Excelから移行した日のことを書いた記録だ。
使い始めて、まだ2週間ほどしかたっていないが、入力の手間が減って、かなり楽になった。
第1章:自分の分の支出は、Excelでつけていた
家計全体は、家計簿アプリで管理している。
それとは別に、自分のプライベートの支出は、Excelに記録していた。
今のExcelの記録は、2020年の11月から始まっている。
その前にも記録をつけようとしたことはあったが、なかなか続かなかった。
でも、このExcelで管理し始めてからは、レシートを溜めてしまうことはありながらも、なんとか続けてきた。
Excelでは、月ごとに予算を決めていた。
予算は、今年の家計の計画を立てたときに、見込みの収入から見込みの支出を組み、過去の金額も参考にして決めた。
予算に対して、今いくら使っていて、残りがいくらあるか。
それをExcelで見ていた。
入力は、すべて手作業だった。
レシートを見ながら、日付、金額、店名、買った商品、分類を、1件ずつ打ち込んでいく。
困っていたのは、入力や確認が、パソコンでないとやりにくいことだった。
Excelのファイルは、スマホからも開くことはできた。
ただ、画面の小さいスマホでは、操作しやすいとは言えなかった。
借金のほうは、これとは別の管理表につけている。
→ 6年つけている借金管理表を公開。でも、最初の約2年半で借金は約108万円増えた
第2章:入力待ちのレシートが溜まる
パソコンを開くのが面倒で、入力を後回しにする。
そのあいだに、レシートが溜まっていく。
溜まったレシートをまとめて入力したら、思ったより使っていた。
そういうことが、何度かあった。
レシートの出ない支出もあった。
ゲーム内課金や、フードデリバリーで食事を頼んだときだ。
手元に紙が残らないので、入力を忘れがちだった。
大分たってから入力することもあった。
2026年の1月から9月までで、予算の中に収まったのは2月だけだった。
一番多くオーバーしたのは6月で、約3.9万円。
5月も、3万円以上オーバーしていた。
予算を超えたのは、記録が遅れたことだけが理由だとは思わない。
ただ、今いくら使っているのかが分からないまま、支払いをしてしまうことがあったのは、確かだ。
第3章:元のExcelを読み込ませて、作ってもらった
2026年の4月から、本業やプライベートでAIを積極的に使うようになった。
AIを使って、いろいろな作業を効率よくできないか試してきた。
家計簿の入力も、その中の一つだった。
10月の半ばすぎに、スマホでも使いやすい自分用の家計簿を、Claudeに作ってもらった。
やったことは、元の収支のExcelを読み込ませて、何を管理したいか、どうしたいかを伝えたことだ。
それを、Claudeが形にしてくれた。
まずは、最低限の機能で作った。
レシートの写真を撮って、記録するだけだ。
そこから、機能を足していった。
それなりの形になるまでにかかったのは、体感で2〜3時間だった。
その先は、実際に使いながら、こうするともっと便利だと思ったところを、足したり直したりしてもらった。
足した機能は、次のとおりだ。
- 今いくら使っているかと、予算の残りを表示する
- 予算の残りを月末までの日数で割って、1日あたり使える額を表示する
- 明細を見て、直したり消したりできるようにする
- 過去の月と比べられるようにする
- レシートを続けて撮れるようにする
- サブスクのように毎月決まって払うものを、登録できるようにする
- その金額が値上げなどで変わったときに、反映できるようにする
- 予算を変えられるようにする
要望を伝えると、すぐに直して反映してくれる。
途中で大きくつまずいた記憶は、ほぼない。
これまでExcelにつけていた記録も、取り込んである。
僕の場合は、こうだった。
同じようにすれば誰でも作れる、と言うつもりはない。
でも、AIに要望をうまく伝えられれば、自分専用のアプリを作るのは、そこまで難しくないと感じた。
第4章:移行した日に、溜まっていたレシートを読み込ませた
10月20日、溜まっていたレシートを撮って、まとめて読み込ませた。
撮っていくうちに、手間に感じたことがあった。
最初の作りでは、レシートを撮ると、AIが内容を読み取って、店名や金額を入れてくれる。
それを確かめて保存すると、最初の画面に戻る。
次のレシートを撮るには、また下のメニューから「記録」を押して、レシートの読み取りを選び直さなければならなかった。
溜まっていたレシートは、何十枚もあった。
だから、保存ボタンを押したあと、そのまま次のレシートの読み取りに進めるよう、直してもらった。
その日に入れた記録は、63件。
日付は、9月25日から10月20日まで。
そのあいだにExcelへ入れていたのは、10月の初めの数件だけだった。
入れ終えると、10月の支出は、予算の9割近くになっていた。
翌日には、フードデリバリーの注文を、スクショからまとめて入れた。
レシートの出ない支出だ。
それを足すと、10月の予算は、ほとんど残っていなかった。
月末までは、まだ10日あった。
63件の中には、9月の末に未入力のまま放置していたレシートも入っていた。
Excelの記録では、9月はわずかに予算の中に収まっていた。
でも、放置していた9月末の分を足すと、約5,400円のオーバーになった。
第5章:撮るだけ、スクショを読み込ませるだけになった
今は、レシートを撮るだけで記録できる。
レシートの出ないゲーム内課金や、フードデリバリーの注文も、スマホでスクショを撮って読み込ませれば、すぐに反映できるようになった。
それでも、数日分を溜めてしまうことはある。
先日も、レシートを11枚ほど溜めてしまったが、6分ほどですべての取り込みが終わった。
Excelで管理していたころなら、また後回しにしていた可能性が高い。
もう一つ大きかったのは、外出先でも、予算の残りをすぐに確認できるようになったことだ。
今は、スマホで自分用の家計簿を開けば、最初の画面に出ている。
結び:今いくら使っているかは、分かるようになった
使い始めて、まだ2週間ほどなので、支出を予算の中に収められるようになったのかは、確かめられていない。
記録するだけでは変わらない、ということは、借金の管理表で分かっていた。
管理表をつけ始めてから最初の約2年半で、借金は約108万円増えている。
それでも記録を続けているのは、記録しておかないと、あとから振り返ることができないからだ。
少なくとも、今いくら使っていて、あといくら使えるのかは、いつでも分かるようになった。
入力が遅れがちな記録では、それも分からなかった。
手間を減らして、ようやく後回しにしにくい形になった。
その結果は、しばらく使ってから、また書きたいと思う。
この家計簿を使って、支出をコントロールできるように、頑張っていく。
複利の奴隷から、成り上がるまで。


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